pray

デビュー10年をむかえ自分達の原点を見つめて制作されたというこの "pray=祈り" と題されたメモリアル・アルバムは、10年間を通して感じてきた様々な想い・祈りが詰まったDEENの最高傑作と言える作品となりました。

そしてこのアルバムには塩谷 哲、沼澤 尚、勝田 一樹(from:DIMENSION)などのトップミュージシャンが参加。まさにJapanese AOR Musicと呼べるサウンドに仕上がっています。

DEENの詞とメロディで世代を超えてその祈りを伝えていきたい。
そういう思いがあふれたアルバムです。

1. magic
このアルバムの幕を明けるのは、80年代TOTOシャッフルと言われたリズムのこれぞAORというタイプの楽曲。佐々木史郎、勝田一樹による力強く歯切れの良いホーンがインパクトの強い仕上がりにしている。
2. Birthday eve 〜誰よりも早い愛の歌〜
先行シングルとしてリリースされたデビュー10周年のメモリアルソング。誕生日を迎えるその時、時計の針が重なるその瞬間を一緒に過ごしたい、そんな恋人たちの温かくピュアな思いを歌った楽曲。塩谷哲のピアノが美しくそして時に力強く彩りをそえている。スティーブ・ルカサー、ジェイ・グレイドン等を彷佛させる確実なテクニックに裏打ちされた田川の泣きのギターソロが間奏に、アウトロにと冴えまくる。
3. i...
80年代のD.Foster/CHICAGOを思い起こさせるバラード。美しく重ねられたピアノとキーボードの響きが甘く切ない。D#まで使った山根公路のハイトーンヴォイスとのツインヴォーカルで聞かせるサビはこのバラードをよりスケールの大きなものにしている。大切な人と一緒に過ごす時間、何ものにも換えられない大切な時。ずっと続くように・・・。
4. 空もハレルヤ
彼らが今までの人生の中で音楽からもらったパワーを、今度は自分達の音楽にのせて人々に与えようとしているかのような楽曲。歌中にもあるようにSoul,Jazz,Gospel,Rock等様々な音楽スタイルが見え隠れする。沼澤尚の本領発揮ともいうべきファンキーなドラミングも聞きどころ。
5. We can change the world
Bariton Saxを小意気に配したホーンアレンジに思わずニヤリとしてしまうロックンロール・ナンバー。「We can change the world」とゴスペル隊と池森が歌うと自然に身体が動いてしまう。勢いを大事にする為1テイクしか録らなかったという田川のギターソロが圧巻。
6. Call your name
人の名前にはどんな意味があるのだろう。その人が存在しなくなってもその名前は残り、心をしめつける。忘れたいのにその名前を心の中で呼んでしまう・・・。ランディ・ヴァンウォーマーの名曲「アメリカン・モーニング」を彷彿とさせる美しいアコースティック・アレンジで悲しみが胸に染みてくる。
7. I say to my love
D.Foster系の美しいイントロに始まる壮大なウェディングソング。ファルセットを巧みに使ったサビのフレーズが印象的。門出を迎える二人の喜び、厳粛な思い等が伝わってくる。
8. Take your hands
悲しみに暮れてる人、自信を無くしてる人に慰めの言葉をかけても力を与えることは難しい。しかし音楽にはその力があると思う。大好きな曲を聴く。一つの曲を皆で歌う。そしてその感覚を好きなアーティストと共有する。その瞬間、人は力を与えられ少しでも前に進める気がするのではないだろうか。きっと次のDEENのツアーでこの曲を会場全体で大合唱している時、それぞれの顔は幸せに満ちているだろう。
9. Tears on Earth
自分達が子供だと思っていた時はいつか過ぎ、子供達に伝える世代になっていた。現在の戦争や環境破壊の止まないこの世界で何を残していけるというのだろう。考える時が来ている。ひとりひとり。
10. Break it!
田川の歯切れのよい16ビートのカッティングギターから始まるジャンプナンバー。10年間支えてくれているファンにむけてのメッセージが歌われており、これから始まる新たなDEENのスタートの思いともとれるポジティヴな楽曲。
11. Bridge 〜愛の言葉 愛の力〜 <Boogie woogie Style>
2001年10月、歴史的なアルバムが日韓で同時発売された。日本人による日本語の曲が入った複数の日韓アーティストによるコンピレーションアルバム「The Monster 2002」だ。韓国における日本の文化、そして日本語はその歴史的背景により長く封印されてきた。「The Monster 2002」は歴史の扉を開く初の公式アルバムであった。その中でDEENが参加した楽曲が沼澤尚のドラムと遠山無門のシンセベースでパワーアップされたヴァージョンでMIXし直され今アルバムに収録。
12. もみの木の下で・・・
幼い頃、二人でカプセルを埋めた。君は今何をしているのかな・・・。懐かしくて淡い想いを3拍子のノスタルジックなメロディ、サウンドにのせて切々と唄う池森。彼のブルースハープのソロもテクニカルではない味わい深さがある。ゴスペル調のコーラスがアクセントとなっている。
初回盤限定収録 Bonus Track
13. Christmas time<a capella>
今アルバム初回盤限定収録のボーナストラック。1999年のクリスマスシーズンにリリースされ、発売と同時に全国のレコード店で品切れが続出するという大反響をみせたマキシシングル・タイトル曲。今作ではクリスマスの持つ荘厳なイメージ、雪の降っている静かなイメージをアカペラで表現している。