(Music Freak Magazine vol.40 3月号より)
 DEEN SINGLES +1
 1993年3月10日にデビューして以来、丸5年。
デビュー・シングル「このまま君だけを奪い去りたい」から最新シングル「遠い空で」まで、さらに未発売曲だった「銀色の夢 〜All over the world〜」を収録した全15曲のデータやメンバーのコメントを加えたライナー・ノーツを一挙公開しよう。

1. このまま君だけを奪い去りたい
 NTT DoCoMo ポケットベル CMソング 1993.3.10リリ−ス C/W「DREAMIN'」BGDH-1002(3/22付 オリジナル・コンフィデンス誌 初登場16位 最高位2位)

 ミリオンセラ−を記録したデビュ−・シングル。9週連続10位以内、さらに19週(4ヵ月)以上も50位以内にランク・インし続け、新人には異例のロング・ヒットとなり、一躍DEENの名前を世に知らしめた。当時、NTT DoCoMo ポケットベルCMソングとして起用された。女性が切なげな顔で恋人と待ち合わせをするドキュメント風のCM映像と池森の歌声がマッチし、DEENのデビューを鮮烈に印象付けた。
“この曲と出会い、この曲で始まりました”(池森)
2. 翼を広げて
 日本テレビJリーグ番組イメージ・ソング 1993.7.17リリ−ス C/W「夢のつづき……Love in my dream」BGDH-1007(7/26付 オリジナル・コンフィデンス誌 初登場5位 最高位5位)

 壮大なメロディ・ラインが印象的な作品。坂井泉水(ZARD)、生沢佑一(TWINZER)、川島だりあ(FEEL SO BAD)、大黒摩季といった豪華な顔触れがコ−ラスに参加している。この曲は、日本テレビ系のサッカー番組を通じ、発足したばかりで異様な盛り上がりを見せていたJリーグの感動的なシーンを彩った。作詞は坂井泉水が担当している。
“この曲は、自分の夢が叶ったという実感が湧いていた時期にレコ−ディングした曲。だからレコーディング前日は、なかなか眠れなかったという思い出があります”(池森)


3. Memories
 テレビ朝日系ネオ・ドラマ主題歌 1993.9.22リリ−ス C/W「FOREVER」BGDH-1009(10/4付 オリジナル・コンフィデンス誌 初登場4位 最高位4位)

 前2作のバラ−ド・ナンバ−とはうって変わり、ブラック・テイスト溢れるダンサブルな仕上がり。どこか憂いのある楽曲で、シングル曲では、初めて池森が作詞に加わっている。川島だりあ、大黒摩季のパンチの効いた女性コーラスが、躍動感あるサウンドにスパイスを与えている。
“曲が育っていく過程を振り返ってみて、アレンジの重要性を痛感した曲です”(山根)
4. 永遠をあずけてくれ
 NTT DoCoMo ポケットベル CMソング 1993.11.28リリ−ス C/W「さよならも言わないで〜Rain〜」BGDH-1018(12/6付 オリジナル・コンフィデンス誌 初登場9位 最高位3位)

 DEEN唯一のクリスマス・ソング。透明感溢れるサウンドが冬のイメ−ジを連想させる。「このまま君だけを奪い去りたい」に続き、NTT DoCoMo ポケットベルCMソングに起用された。大きなクリスマス・ツリーの前で幸せそうな恋人同士のシーンが印象的なCMだった。作詞は川島だりあ、作曲は栗林誠一郎が担当した。
“この曲の詞を読むと、手に取るようにその情景が浮かんでくるんです。すごく入り込めて歌うことができました”(池森)


5. 瞳そらさないで
 ポカリスエット CMソング 1994.6.22リリ−ス C/W「いつか僕の腕の中で」BGDH-1035(7/4付 オリジナル・コンフィデンス誌 初登場1位 最高位1位)

 今までビック・ヒットを連続させていた彼らだが、この曲でオリコン誌初登場にして1位となった。坂井泉水が作詞を担当した94年ポカリスエットのCMソング。一色紗英の演じた女子高生のセリフ「ど・ぼ・う・ぶ・し・び・よ・ぼ」(※)が話題になった。エッジの効いたギター・サウンドでロック・テイストを兼ね備えたポップなナンバー。夏の清涼感あるアコースティック・ギターのソロも印象的。
“僕たちの音楽性をより一層広げてくれた曲です”(池森)
(※)一色紗英が男の子に告白するシーンでつぶやいたセリフ。“どおしよ(う)”という言葉の間にバ行の母音を入れたもの。
6. Teenage dream
 TBS系「COUNT DOWN TV」オープニングテーマ 1995.3.27リリ−ス C/W「Run Around」JBDJ-1001(4/10付 オリジナル・コンフィデンス誌 初登場2位 最高位2位)

 ピアノとアコ−スティック・ギタ−のコントラストが印象的な作品。作詞は坂井泉水、作曲は栗林誠一郎が担当。深みのある池森のヴォ−カル、美しいコ−ラス・ワ−ク、泣きのギタ−・ソロなどが、雄大なDEENサウンドを作り出している。未来の夢、そして、旅立ち・・・。出逢いや別れの季節に胸にしみる作品だ。
“DEENの音楽性を再認識させてくれる曲です。この曲のレコーディングで学んだことが、自分のギター・プレイの幅を広げてくれました”(田川)


7. 未来のために
 日本テレビ系全国ネット「'95劇空間プロ野球」イメージソング 1995.6.19リリ−ス C/W「もう一度…」JBDJ-1004(7/3付 オリジナル・コンフィデンス誌 初登場1位 最高位1位)

 厳しい現実社会の中で、自分の出来ることを問いかける。そんなメッセージ性に溢れた作品。イントロでは、感動的なメロディを重ねる田川のギタ−・プレイが耳を惹く。ちなみに彼らは、この曲で初テレビ出演を果たしている。作詞は池森、作曲は池森と宇津本の共作。
“今から考えると、この曲で新しい世界に飛び出していったイメ−ジがありますね”(池森) 
8. LOVE FOREVER
 TBS系「スーパーサッカー」エンディングテーマ 1995.12.11リリ−ス C/W「少年」JBDJ-1009(12/25付 オリジナル・コンフィデンス誌 初登場4位 最高位4位)

 2ndアルバム『I wish』のオープニングを飾ったナンバ−。シングル曲では初めて田川が作曲を担当している。情感豊かなイントロのピアノで幕を開け、2コーラス目からは力強いドラムスに支えられて、切ないメロディ・ラインと躍動的なコ−ラス・ワ−クが展開されている。
“「秋」「せつなさ」というイメージで作った曲です”(田川)






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